最初で最後のWUGオンリー参加記録
2020年2月24日、神奈川県の川崎市産業振興会館にて「Wake Up, Girls! オンリーイベント 同人誌即売会やらせてください!(以下、WUGオンリーと表記)FINAL」という同人誌即売会イベントが開催されました。 私はそのイベントにサークルとして参加していました。 FINALにして初参加でした。 実は、当初私はWUGオンリーにサークル参加するつもりはありませんでした。 それがどういう経緯でサークル参加することになったのか、またその結果どうだったのかということを、2020年の個人的な締め括りとして記事にまとめたいと思います。 また、今回『Wake Up, Girls! Advent Calendar 2020』に5日目の記事として参加させていただいてます。 この記事を投稿している時点ですでに遅刻してしまっているのですが…………。 adventar.org Wake Up, Girls! Advent Calendarは毎年どの記事も素晴らしい内容で、自分の技量では到底参加できないと二の足を踏んでいましたが、「やってみなくちゃわからない、わからなかったらやってみよう!」の精神で思いきって参加してみました。あと、年内にWUGオンリーについてまとめておきたいと思いつつ、自分が締め切りがないと動けない人間という事情もあり…………(結局遅刻してますが…………)。 お手柔らかにお願いします。 ちなみに、私がWUGオンリーFINALで頒布したHOMEツアーのレポ本「Wake Up, Girls! FAN BOOK FINAL TOUR - HOME - REPORT ありがとうのパレード」については、下記記事で別途解説していますので、こちらも今回の記事と併せて読んでいただければ幸いです。 hikolive.hatenablog.com
- ①自己紹介
- ②WUGオンリー一般参加の思い出
- ③WUGオンリーFINALへのサークル参加決意と準備
- ④WUGオンリーFINAL当日のこと
- ⑤WUGオンリーFINALで手にした御本の紹介
- ⑥自分にとってWUGオンリーとは
- ⑦WUG同人、やらせてください!
①自己紹介
私について簡単に自己紹介をすると、2017年5月のとあるイベントをきっかけにWUGのファンになった者です。 拙い画力ではありますが、絵を描くことをささやかな趣味としており、WUGのファンアートをマイペースに描いています。 ただ、WUGを推し始めた2017年頃は、色々な方面に対する遠慮から表立ってWUGに関することを呟くことができず、絵も表には上げず、まるで隠れキリ〇タンのようにこそこそとWUGを楽しんでいました。 事情が変わったきっかけはいくつかあるのですが、特に思い出深いのは2018年3月の奥野香耶さんによるひとりWUGちゃんねる。 この番組のふつおたコーナーで私の絵が取り上げられ、かやたんから「かわいい。特徴を捉えている」と言ってもらえたことがとても嬉しく、「あ、自分WUGちゃんの絵を描いてもいいんだ」となんだか赦されたような気持ちになり、それ以降はTwitterにWUGのファンアートを上げたり、番組に絵を投稿してみたりといったことを比較的積極的にするようになります。 live2.nicovideo.jp
自分がはじめてTwitterに上げたWUGちゃんの絵がこのスキノスキル絵なのですが、今からちょうど2年前の奥野香耶さんのひとりWUGちゃんねるで取り上げていただけたことで、「あ、自分WUGちゃんの絵を描いてもいいんだ」となんだか赦されたような気持ちになり現在に至っているので、とても感慨深いです😌 pic.twitter.com/ee5arH4CPl
— ひこ (@hikolive_) 2020年3月1日
5周年!!!!! おめでとうございます!!!!!!!#WUG_drawing #WUG_JP pic.twitter.com/jmUpcS4KyX
— ひこ (@hikolive_) 2018年4月1日
かやあい漫画#WUG_drawing #WUG_JP pic.twitter.com/96GZpDr1Kd
— ひこ (@hikolive_) 2018年4月4日
ちなみに2017年以前は何をしていたかと言うと、とあるジャンルに嵌り、個人サークルを立ち上げて、1年半ほど同人サークル活動をしていました。 しかし、2017年1月のイベントを最後に、サークル活動を休止しています。 理由は色々なのですが、ひとつは同人活動をしていくことで仕事や生活への負担が大きくなり、日常生活との両立ができなくなった、というのがあります。 それから時が経ち、WUGにもオンリーイベントが存在するという情報を知りましたが、イベントに参加するつもりはなく、心の中で距離を置いていました。【FIVE CHARACTERS】 水曜日のお題『優勝!』。 本日分の優秀作品(MVC)はRN『ひこ』さんの作品となりました! また、次のお題のセリフボイスを更新しました!こちらをチェック! ⇒https://t.co/SaipWMvqDC #ag_5stars #ファンプロ #ファンカレ pic.twitter.com/Oq1OzYjB1R
— FIVE STARS (@ag_five_stars) 2018年7月4日
②WUGオンリー一般参加の思い出
そんな自分ですが、ある出来事をきっかけに、WUGオンリーに二度ほど「一般参加」することになります。 (なので、記事のタイトルである「最初で最後の~~」というのは、サークル参加がという意味です) 時は2018年6月。 16日に東京でWUGオンリーが開催される、という情報はふんわり把握はしていましたが、当時は関西圏に住んでいたことと、そもそもその日予定があったため、まぁ参加したくてもどのみち無理だな~~と思っていました。 6月15日の、あの発表があるまでは。 (この感情を自分ひとりで抱えるのは無理だ) (誰かとこの気持ちを分かち合いたい…………)と強く思った自分。 気が付けば、予定キャンセルの連絡を入れ、東京行きの新幹線に乗っていました。 そんなこんなでWUGオンリー会場に着いたのですが、まず、「ここにいる人みんなWUGのことが好きなんだ」と感動しました。 また、頒布されている本がどれも素晴らしいのです。 特に印象的だったのは、fujiyamaさん(サークル:フジヤマ工房さん)の「その男、オタクにつき」。 時系列としては七人のアイドルの少し前。 I-1を推していたものの、島田真夢のI-1脱退に失意、そしてWUGと出会うまでの、大田さんの話。 なのですが、本編で描かれていなかった大田さんの苦悩や葛藤を見事に描ききっています。 最後の勾当台公園でのWUGデビューライブへつながる流れは鳥肌ものです。 まず読んで思ったのは、「これはWUGへの愛がないと描けない」でした。 大田さんはどんなことを思い、どう生きて、あの場にたどりついたのだろう。 本当に、心底真剣に考えないと、これほど愛のある本は作れないと感じました。 また、作中でまゆしぃのI-1脱退の報せを受けた大田さんの悲しみ、そしてリトル・チャレンジャーによって前向きな気持ちを取り戻していくシーンが、現実の、あの6月15日の報せを受けた自分を重ねてしまい、読んでいて思わず涙がこぼれました。 フジヤマ工房さん以外にも、イベントに参加されていたサークルさんの本はどれも愛にあふれていて素晴らしく、聖地巡礼本などは、仙台に行く際今でも携行させていただいています。 下の画像は、R殿下さんにお願いして描いていただいたスケブの島田まゆしぃ。 お忙しい中ものすごく丁寧に描いていただき、感謝しかありません…………大事な宝物です。
傷心していましたが、WUGオンリーのおかげでかなり救われました。 なぜ私が同人誌即売会を避けるようにしていたか。それは、この楽しさを知っていたから。 そしてまた同人活動にのめりこみ、身を壊してしまうおそれがあったからでした。 なので、「駄目だ駄目だ、WUGオンリーとは適切な距離を取らなくちゃ。特にサークル参加なんて以ての外」と思いつつ、同年11月のWUGオンリーにもこっそり一般参加。 前回は完全にステルスではあったものの、今回は勇気を出して何人かの方に自分の身を明かしてみる。 すると返ってくる言葉「ひこさんはサークル参加されないんですか?」 いや~~ははは…………と笑って誤魔化していました。 一方で、「もし自分がサークル参加するとして、本を出すとしたらどんな本を出すか?」ということは、うっすらと考えていました。 自分が描きたいもの…………正直、色々ある。 でも一番は、WUGちゃんのことをずっと忘れないために、WUGちゃんの生き様をかたちに残せるもの………… ライブの、できればHOMEツアー全公演のレポ本を作りたい。 ただ、2019年4月に仙台で開催されるオンリーにはどのみち間に合わない。 出すとしたら、その次だな…………などと思いをめぐらせていました。 (ちなみに、2019年4月のオンリーは、どうしても外せない用事があったため一般参加も断念。行きたかった…………)今日、予定していた全ての用事をキャンセルして急遽WUGオンリーに行ってきました。昨日は本当にドン底の気分だったのですが、会場にいる参加者の皆さんとてもあたたかいし話していて面白い方ばかりで、凄く楽しくて救われる思いでした。本当にありがとうございました……!😢 pic.twitter.com/0Naqq1dPOU
— ひこ (@hikolive_) 2018年6月16日
そんな中、2019年8月。 WUGオンリー「FINAL」が2020年2月24日に開催されると告知されます。 「同人誌即売会やらせてください!」からの大切なお知らせ | 「同人誌即売会やらせてください!」
③WUGオンリーFINALへのサークル参加決意と準備
覚悟はしていたけど、「…………FINALか~~~~…………」と思いました。 サークル参加するとしたら、そしてHOMEツアーのレポ本を出すとしたら、おそらくこれが最後のチャンスでしょう。 そして参加しなければ、きっと後悔する気がする。 「絶対に後悔したくない。」 SSA発表時の青山吉能さんの言葉です。 そして、あの日から、自分の信念にもなった言葉です。 絶対に後悔したくない。 それに、一回きりの参加であれば、多少無理をしても構わないだろう…………。 ということで、実に3年ぶりの、同人誌即売会サークル参加を決意したのです。 まぁ、それでもなかなか踏ん切りがつかなくて、参加申し込み手続きをしたのは締め切りギリギリの2019年12月になってしまったのですが。
参加すると決めたらやるしかありません。 この申し込みの少し前から、ライブのメモを掘り起こす作業など、準備をちょっとずつ始めました。 また、とあるWUGちゃん関連のイベントで、込木さん(大鍋屋さんに展示されている等身大WUGちゃんポップの片山実波ちゃんを担当された方)とお会いした際にWUGオンリーの話になり、「込木さんはWUGオンリーに参加されないんですか?」と聞いてみたところ、「参加してみたいけど、サークル参加は敷居が高い」とのことでした。 WUGオンリーもこれで最後だし、できれば多くの人に参加してほしい…………なにより、込木さんの本が読みたい。 そこで、「自分のスペース半分お貸しするので、委託というかたちで参加してみませんか?」と提案してみたところ、「それなら参加してみたい」との回答をいただき、自スペースで込木さんの本とグッズを頒布することになりました。 当日スペースに自分ひとりだけだと、全く身動きが取れずにイベントが終わってしまうおそれがあったので、その点においても込木さんの参加は非常に心強かったです。 もろもろ準備を進め、あとは原稿を完成させるだけ。 しかし当初40ページほどの予定だった本は、100ページ近くになっても下書きが終わる気配がなく、なんかもう、死ぬ気でひたすら描きました。 そんなこんなであっという間にイベント当日を迎えます。 なぜか頒布する本が2種類に増えました。 ちなみに、当日を迎えた時点で丸々3日間くらい寝ていない状態でした。しにそう。2020年2月24日に川崎市産業振興会館で開催されるWUGオンリーFINALにサークル参加申し込みしました。よろしくお願いします。#WUG_drawing #WUG_ONLY #WUG同人 pic.twitter.com/Dv0OJCyqAU
— ひこ (@hikolive_) 2019年12月12日
④WUGオンリーFINAL当日のこと
設営完了しました! さて、2020年2月は、コロナ禍の不穏な空気が日本に蔓延しかけていたタイミング。 正直全然人が来ないのでは…………と危惧していました。 本も当初刷る予定だった部数の7割くらいの数に抑えていました。 結果。 イベント開始直後から、会場入り口まで続く列がスペース前にできました。 これは嬉しい誤算というか、Twitterでサンプルを上げたときの周りの反応ではいまいちどう思われているかわからず不安だったので、「ちゃんと需要があったんだ」と変な安心感がありました。 しかし喜んでいる暇はなく、迅速且つ正確、且つ丁寧に、並ばれている方の対応をしなければいけません。 内心ヤバいと思いつつ、精いっぱいの笑顔(マスクをしていたので表情はわからなかったかもですが)で本をお渡ししました。 スペースに立ち寄ってくださった方、本当にありがとうございます。 列が落ち着いたのは大体1時間くらい経ってからでしたが、それを待たずにHOMEツアーのレポ本は30分くらいで完売。 もうちょっと刷れば良かった。完売後に来てくださった方、申し訳ありませんでした…………。 そして差し入れを沢山いただいてしまいました。 いやそんな価値ないですよこの人…………。 改めてありがとうございます。 消え物についてはありがたく、写真を撮った上でいただきました。 かなりバタバタしていたため、どなたからのいただきものかわからないものがいくつかあり、きちんとお礼を伝えられず申し訳なかったです。 下の画像もそのうちのひとつ。 煮豆…………。 なんやかんやイベント終盤までスペースに貼りついていたため、思うように挨拶回りできず、ほしかったけど入手できなかった本などもあり涙を呑みましたが、逆に挨拶に来てくださる方、またなんとか終了間際に挨拶しに行けた方、その日だけで、信じられないくらい沢山のWUG好きな方と話をしました。 本当に楽しかったです。
色々悩んだりもしたけどサークル参加して良かった。 そんなこんなで、WUGオンリーFINALは幕を閉じました。 余談として、アフターイベントも参加したかったのですが、残念ながら田中美海さん出演の朗読劇と時間が重なっていたため断念しました(朗読劇には行ったのか)(3日間寝てないんじゃなかったのか?)改めて、昨日はWUGオンリーありがとうございました。
— ひこ (@hikolive_) 2020年2月25日
昨今の情勢から不安な気持ちで当日を迎えましたが、結果的にとても多くの方がスペースまで足を運んでくださいました。
色々な方とWUGや絵の話ができて、最後にサークルとして参加できて良かったと思いました。
本当にありがとうございました!!👐 pic.twitter.com/LuLbNTWkig
⑤WUGオンリーFINALで手にした御本の紹介
前述通り、ほしかったけど入手できなかった本などもあるのですが、そうした中でも手にすることができた御本をいくつか紹介したいと思います。 1.あららさん(サークル:こサメの和菓子屋さんさん)「Airi*Closet」 林田藍里ちゃんと永野愛理さんの歴代衣装を林田藍里ちゃんが着ているというコンセプトで、かなりの衣装が網羅されているカラーイラスト本。 情報量が凄すぎます。 あららさんは、本当にあいちゃんへの愛が凄いです。尊敬しかない…………。 あららさんは謙遜されていましたが、個人的には資料的価値もありまくりです…………。 この本を作るにあたり、一体、どれくらいの時間をかけて、どれ程の苦労をされたのか………… 想像しただけで頭が下がる思いです。 まず絵がかわいいですし衣装の描き込みが凄いですしページ毎の配置や構図も凝っていて見応えあります。 自分が知らない衣装も沢山でとても嬉しい。 (思えばWUGは公式で衣装を網羅した資料集的なものがないんですよね…………衣装展は沢山やってくれてそれはそれでありがたかったのですが…………) タイアップ曲衣装を林田あいちゃんが着ているのが滅茶苦茶新鮮で嬉しくなりました。 また、4thお約束(ブルゾンよしの)やわぐばんのなんじゃこりゃ~~のあいちゃんが林田あいちゃんで再現されているのがギャップで笑ってしまいます。 カラーの印刷も綺麗で一生眺め続けられる本です。 永久保存版。 本当に、素晴らしい本をありがとうございました。 また、余談として、パンフレットに掲載されているサークルカットも素敵でした笑 グッズもかわいい!! ヨシ! (御本人にはお伝えできなかったのですが、2018年6月にオンリーでGETさせていただいたアクキーも部屋に飾らせていただいてます。) 2.ヨネさん(タチアガレクソメガネさん)(サークル:水と森の国からさん)「何度でもタチアガレ!」 「タチアガレ!」を歌うWUGちゃん(3次)を、歌パートごとにページで切り分けてその場面を描かれているカラーイラスト本。 生まれてはじめて同人誌を作られたらしいのですが、はじめて作った同人誌がこの本って凄すぎませんか? まず目次の表記(タチアガレ!の歌詞にページ数が振ってある。JASRAC許諾済)で度肝抜かれました。 はっきり言ってこういうコンセプトの同人誌を自分は読んだことがありません。革命です。 もっとたくさんの人に読んでほしいと思いました。 そして本文を読み進めると、わかるわかるわかるわかる…………わかる! という感じでした。 各シーンの再現度が凄い。特に表情。表情を含めて全身を使ってパフォーマンスするWUGちゃんを見事に再現しています。 まゆしぃソロのあの表情…………ほんとそうなんですよね…………泣 何度でも読み直したい本です。 私の #マイフェイバリットタチアガレ! は、当初は2017年にロサンゼルスで開催されたAnisong World Matsuri 2017のときのまゆしぃでしたが(「これが私のステージ」のときのジャンプが凄い!)、2019年3月8日を経てからは、SSAのトリプルアンコールタチアガレ!の(本来は二人がステージ中央で交差して上手と下手に分かれる)「これが私のステージ」のときに抱き合う田中美海さんと吉岡茉祐さんになってしまいました。仕方ないね。 3.ひろすんさん(サークル:荒野さん)「うたにうたえば」 WUGの勾当台公園デビューライブ前日。タチアガレ!の歌の練習時、実波が真夢のパートを間違えて歌ってしまい…………からの実波と真夢のふたりのお話。 突然自分の話をすると、タチアガレ!の6人バージョンが好きで、一時期良く聴いていました。 もともと7人のタチアガレ!を聴き込んだ上で6人バージョンを聴いたので、そのときはまゆしぃのパートをみにゃみが歌っているのが新鮮で、片山実波ちゃんはどんな気持ちでこのパートを歌っていたんだろう…………などと考えていました。 しかしそれは間違いで、元々実波のパートだったのを真夢が歌っている、が正解なんですよね。と、改めて思いました。 そこにどんなドラマがあったのかという行間をひろすん先生が見事に埋めてくださっています。タチアガレ!は苦しい歌…………は本当にそうだと思います。 見開きの勾当台公園の描写が凄いです。そして本編を読んだあとに表紙を見ると、この2人の邂逅に込み上げてくるものがあります。 既刊の「フレンドシップ・イズ・オーヴァー」を読んだときにも思ったのですが、ひろすんさんの御本は表紙にもメッセージを込めているのが素敵だと思います。 あと佳乃が最高に七瀬佳乃していて最高です(???) そして、改めてなのですが、ひろすんさんの絵が本当に好きなんですよね…………。 かわいさと美しさが同居しているというか…………。 ペーパーのI-1大集合も目が幸せでした。 4.tさん(令和さん)「令和にWUGを見た感想まとめ本」 ひろすんさんの御友人で、WUGを知らなかったtさん(令和さん)が、令和(オンリーの数日前?)にはじめてWUGを見た感想本。 印刷が滅茶苦茶かわいいです。 感想が鋭く、且つ着目するポイントが、読んでいてなるほど…………と思ったりしました。 松田さんへの(みゅーちゃんを凝視する場面についての)感想で笑いました。サイテー!!! それはそう。 吉川愛が怖い。たしかに…………笑 余談ですが、舞台WUGの青葉の軌跡で、よしめぐお誕生日だった回があって、公演の最後にお祝いする一幕があり、その際に、愛をお祝いする真夢を見て病むあいちゃんという小芝居が見られたのですが(そしてそれを「ジェラってるww」と茶化す田中美海さん)、真夢の絶対正妻を自然にアピールする吉川愛怖いな~~とそのときに思ったのを思い出しました。 令和さんの絵、美しくて好きです。令和にWUGと出会ってくださって本当にありがとうございます。また気が向いたときにWUG(とI-1)描いていただけると嬉しいです! 5.ユリアさん 「wansaka.2」 2次・3次のWUGちゃんカラーイラスト本。 かやみゆ助かります。 ななみんの絵が全部かわいくて流石です。山下七海さんを生で観たときの何なんだという感想は本当同意しかないです。顔の大きさが自分の指先くらいしかないですからねあの人…………。 真夢と芹香の絵、対比が美しくて素敵です。 衣装の描写もとても見応えありました。Polaris衣装が一番WUGらしいの、わかります。そう考えるとSSAの最後がPolaris衣装なのも納得だなぁと。 6.込木さん「突発‼︎ 松早本」 松田さんと早坂さんのあれこれ本。 令和さんが「令和にWUGを見た感想まとめ本」で、おすすめの松早教えてくださいと書かれていましたが、まさにこの本がそうです。 立場的に弱い側である松田が攻めていっている(展開的な意味で)のが、松早だな~~と思います。 態度が辛辣だけど、優しさがじわ~~とにじみ出ている早坂さんが良きです。 そして、イベント数日前まで「スケジュールが厳しく本は出せないかもしれません…………」と言っていたのに、このクオリティの本を出してくる込木さん。 ヤバいですね。神。 グッズも素敵でした! 7.fujiyamaさん (サークル:フジヤマ工房さん)「土曜日のミュージシャン」 時系列は新章のあたり? フェスに参加することになり、そこで必要な新曲の作曲を誰に頼むか悩んでいたところ、真夢がストリートミュージシャンとなっていた芹香と再会して…………というお話。 まず読了後に思ったのは、土曜日のフライトの歌詞や曲調が確かに作中の黒川芹香っぽいなということで、なるほどなぁと感じました。 2次WUGを語る上で黒川芹香の存在は大きく、自分も彼女について考えたことがあります。 そして土曜日のフライトも、決して明るさや派手さをもった曲ではなく、その曲表現や歌詞から、個人的に後ろ暗いものを感じつつ、(聴いていると涙が出てくるのでそこまで聴き込めていないというのもあり)いまだに未知数の部分もある曲です。曲の背景には3次WUGちゃんの存在が居ますが、WUGとは直接関係のないラジオ番組で放送された実績があるなど、WUGの背景抜きに曲単体としても音楽関係者から評価されています。そんな曲が、2次WUGの世界にあったなら、どういう位置付けにあったのでしょうか。 黒川芹香と土曜日のフライト、2者について改めて考えさせられ、考察が進む本だったと思います。 自分は芹香には幸せになってほしいなと思いました。 他にも紹介したい御本はあったのですが、記事の執筆時間的な都合で上記の7つに絞って紹介させていただきました。 また今後他の本の感想を追記していく際は、Twitterの #WUG同人 タグで発信していければ…………と思っています。 最後に自分の出した本についてですが、沢山の方から感想をいただき、本当にありがとうございます。大変励みになりました。 特に、「はじめて同人誌を手にした」という方が何人もいらっしゃったんですよね…………。 はじめての同人誌がこの本でいいのか? という感じです。申し訳なく思います。 上でご紹介した数々の神本と比べてしまうと、やはりクオリティがどうしても劣ってしまうので…………。 同人に触れるきっかけになれたこと自体は嬉しいんですが…………。 「このレベルでも本が出せるんなら、自分にもできるかも?」と、同人を始めるハードルを下げる役割を果たせたなら本望です。 同人は本当に自分が好きなものを自由に表現できるものだと思うので。 ちなみに感想は現在でもマシュマロやTwitterのDMなどで随時募集しておりますので良ければ是非。モチベーションにつながります! 本の感想でなくても絵についてとかなんでも大丈夫ですので!
⑥自分にとってWUGオンリーとは
こうしてWUGオンリーを振り返ってみると、WUGを好きな人間にとってはある意味夢のような場所だったんですよね。
(しかも自分はアフターイベントに一度も参加できていないので、まだ未知数な部分もあったという…………)
集まる人みんなWUGが好きで、WUGへの愛を体現化した作品があって、そしてそれに刺激を受けて自分も頑張ろうと思えること。
本当に楽しく、なぜもっと早くサークル参加できなかったのか、更に言えばなぜもっと早くからWUGのことを表立って応援できなかったのかと今は思います。
そもそも、同人活動と日常生活を両立できている方は沢山いるわけで。
自分の未熟さを棚に上げて、サークル活動を辞めたのを自分の多忙さと同人イベントの所為にして、「イベントに参加したい、本を作りたい」という自分の本心を誤魔化し抑えつけていたように思います。
七人のアイドルの島田真夢じゃないか…………!
そういった気持ちを振り払ってでも、何かを作りたい、応援したいと思わせてくれたWUGちゃん。
そしてきっかけをくれたWUGオンリーと、参加されていた皆様。
素敵な出会いを本当に、ありがとうございました。
⑦WUG同人、やらせてください!
そんなWUGオンリーも、終わってしまいました。 個人的に心配しているのは、それによってWUG同人を描(書)かれる方が少なくなってしまい、WUG同人文化的なものが霧散してしまうんじゃないかということです。 もちろん、今でもWUGちゃんを積極的に描かれている方もいらっしゃいますが、WUGオンリーの存在がモチベーションの源であった面もあると思います。 私の切なる願いとしては、これからも沢山の方による「ぼく・私の考えた最強のWUG」を見たいです。 そう考えていたところ、Wake Up, Girls! Advent Calendar 2020の3日目で、水色えぬつーさんが、「TVアニメ「Run Girls, Run!」が存在したら……ていう妄想」という素晴らしい記事を上げられていました。
また、6日目の記事として、かりすまぜっとさんが「雪を待つ月、虹を見た」という素敵な短編小説を執筆されています。
こういうものをもっと読みたいんですよ…………! 人の数だけWUGへの愛の表現があっていい…………! オンライン、オフライン、なんでもいいんです。 どうかよろしくお願いします。 (今回創作をテーマに書かれている記事として上記の御二方を紹介させていただきましたが、Wake Up, Girls! Advent Calendarで記事を書かれている皆様、いずれもWUGへの愛が凄いので、是非全部の記事に目を通してみてほしいです。) そういうお前はどうなんだという感じですが、まだまだ上げられる状態ではないものの現在進行形で色々描いています…………。描きたいもの沢山あるんです。 個人的に前々からやりたいなと思っているのが、消滅してしまったわぐらぶ動画の内容をどうにか後世に伝えるために、再現漫画をまとめて本にしたいとかそういうのです。 こんな感じの。
— ひこ (@hikolive_) 2019年11月15日(これは、2019.2.14「WUGちゃんのランチタイム撮ってみた!byマネ」の動画の一部を再現したものです) (ちなみに全てのわぐらぶ動画の内容をメモして控えています) 漫画でなくイラストで再現したものについてはTwitterの #WUG_drawing タグにいくつか上げていますので良ければ見てみてください。 その前にHOMEツアーのレポ本の完全版ですね。 あと色々なイベントのレポも…………。 2次WUGちゃんの話も描きたい。 やること沢山ありますね。心を燃やせ!! そんな感じで、WUG同人をライフワークにしていく所存です。 そして………… 来年開催されるコミックマーケット99への参加を検討しています。 コミケ、過去2回サークル参加(+友人の手伝いで1回)して、かなり大変だった記憶しかないのですが、得るものも沢山ありました。 そして、2020年は夏冬ともに開催が中止してしまったことで、場としてのコミケがどれだけ大切だったのか自分にもわかりました。 WUGオンリーがなくなっても、アイドルアニメや百合といった括りでの同人誌即売会はあるのでサークル参加する機会はまだあるといえばあるのですが、多くの人に来てもらえるとしたら、やはりコミケが一番だと思います。 もともとWUGオンリーFINALの時点で、とある方がコミックマーケット100にWUGジャンルで記念参加したいということをおっしゃられていて、それなら自分も参加してみようかな…………とぼんやり考えていたのですが、このままだと100の開催はどうなるかわからず、開催されたとしても、参加抽選はかなりの激戦となるでしょう。 それは99も同様ですが、数少ない機会を生かすためにも、まず99に参加してみようかなぁと。 なぜわざわざこれを書いたかというと、他にも参加を迷っている方がいたら一緒に参加してみませんか??? と言うためです。 オンラインの申し込み締切が、決済締切12/9、申し込み完了締切が12/10ともう余裕がないのですが、今まではオンライン申し込み締め切りにも紙の参加申込書が必須だったのが、今回は「申し込み時に参加申込書を同時に購入する」ということができるようになったらしいので(知らなくてアニメイトまで申込書を買いに行った人)、参加の敷居自体はかなり下がっていると思います。
【2020年12月9日05時追記:↑に書いたコミケの締切ですが、それぞれ締切時刻が18時00分までらしいです…………記載が不十分ですみません…………。申し込みを検討されている方はご注意ください…………!(追記ここまで)】 ちなみにジャンルコード500(アニメ(その他))で申し込もうと思っています。 そんな急に言われても無理だよ〜〜という場合は、コミックマーケット100には是非参加申し込みしてみてほしいです。今回頒布されている99の参加申込書で100にも申し込みできるらしいですよ(ジャンルコードが変わる可能性あるみたいですが)。 というわけで、今後ともマイペースに頑張っていきます(強引な締め) ここまでの長文を読んでいただき、本当にありがとうございました。 それではまたどこかで。
Wake Up, Girls!
— ひこ (@hikolive_) 2020年4月1日
結成7周年おめでとうございます。
これからもずっと応援しています。#WUG_JP #WUG_drawing pic.twitter.com/LKzf48i2Iq