「解散する」のに「楽しくて仕方ない」という異常な現場があるらしい。 そんなRun Girls, Run!のライブについて
- はじめに
- 本記事の結論
- Run Girls, Run!とは
- RGR5周年ライブツアーの何が異常なのか
- RGR5周年ライブツアーの何が楽しいのか
- 解散するのにこんなに楽しいライブをする声優ユニットがいるんだということを知ってほしい
はじめに
本記事ではRun Girls, Run! 5周年ライブツアーを取り上げていますが、ツアー内容のネタバレは極力避けています。
セトリも伏せています。
そして大事なことを書きます。
9月25日に、ツアーファイナルとなる東京公演が開催されますが、そのオフィシャル最終先行の先着受付が8月16日(この記事の公開日)23:59までです。
https://w1.onlineticket.jp/sf/tkt10/detail/2689880001?P6=607&P1=0005&P10=10&P59=1
8月21日以降に一般発売も予定されていますが、正直完売するのではと予想しています(ちなみに昨年の4周年ライブツアー東京公演もチケット完売していました)
一般発売はこちらから(8月21日 10時~)
Run Girls, Run!のチケット情報 - イープラス
先着なので、抽選無しですぐにチケットGETできます。
少しでも気になっている方は早いうちに確保したほうが良いです。
本記事の結論
私は当初、「解散してしまうから、あとになって後悔する前に一度Run Girls, Run!の現場へ来てほしい」と思って、実際にTwitterでもそのことを延々と言い続けていましたが、5周年ライブツアーの仙台公演と大阪公演を経て少し考え方を改めました。
結論を書くと、
こんな楽しい現場を知らないままなのはあまりにも勿体ないので是非一度「Run Girls, Run!」のライブを観てほしい!
です。
どういうこと? という方のために、本記事で説明をしていきたいのですが、私の語彙力では正直伝えきれないと思うので、とにかく現場に来てください。
Run Girls, Run!とは
改めて説明しますと、Run Girls, Run!(ランガールズラン、RGR、ランガ)は、今から約5年半前に実施された「avex×81produce Wake Up, Girls!AUDITION 第3回アニソン・ヴォーカルオーディション」の合格者3名によって結成された声優ユニットで、i☆RisとWake Up, Girls!の妹的な存在。
2017年7月30日のワンダーフェスティバルステージにてお披露目。
声優デビュー作品は2017年10月放送開始の「Wake Up, Girls!新章」。
「キラッとプリ☆チャン」ではメンバーそれぞれがメインキャストを務めています。
メンバーは
林鼓子さん(はやしここ/はやまる)15→20歳。最年少でセンター。メンバーカラーは赤。
森嶋優花さん(もりしまゆうか/もっちー)20→25歳。最年長でリーダー。メンバーカラーはオレンジ。
厚木那奈美さん(あつぎななみ/あっちゃん)19→24歳。長野が産んだ至宝。メンバーカラーは水色。
ユニットのグループカラーはピンク。
今年の7月25日、2023年3月末を以って解散することが発表されました。
現在、5周年ライブツアーを決行中で、7月31日に仙台公演を、8月13日に大阪公演を実施。
残るは、9月25日のファイナル東京昼夜2公演を残すのみ。
それ以外で、ミニライブ+サイン会の東京決起集会イベント(全3部)が9月18日に、プリ☆チャンキャストとして出演するプリティーライブが9月24日に開催予定。
決起集会
プリティーライブ(2次先行まで終了していますが、おそらく配信があります)
RGR5周年ライブツアーの何が異常なのか
解散を控えた最後かもしれないライブツアー。
普通なら、「これでランガちゃんのライブも最後かもしれない😭 悔いなく精一杯全てを出しきろう😭😭😭」みたいな雰囲気になりそうですし、ライブ演出としても、そういったエモな演出を入れるところかと思われます。
たとえば、スクリーンが下りてきて、これまでのライブの映像が流れて、「5年間駆け抜けた軌跡、そして今、彼女たちは光になるーーー」みたいなテロップが流れたり。
そういう演出、一切ないです。
というかスクリーンがそもそもないです。
このユニット本当に解散すんの? というくらい、エモさを意識した演出の類はありません。
あるのはただただ、
あーライブめっちゃ楽しくて仕方ないわwww
という感情のみ。
普通に考えたら異常、かもしれません。
しかしそれこそが、この5周年ライブツアーの肝というか、一番大切なことなのだと思います。
RGR5周年ライブツアーの何が楽しいのか
①異常セトリによる怒涛の楽曲群が楽しい
※セトリのネタバレは伏せますが、全体の雰囲気的な話はしますので、すでに東京公演に行くことが決まっていて一切の情報を入れたくないという方はここで踏みとどまってください。
さて、Run Girls, Run!の楽曲には色々な性質・方向性のものがあります。大きく分類すると、
・カケル×カケルを始めとした、Run Girls, Run!をある種象徴するような楽曲
・キラッとプリ☆チャンの主題歌であるかわいくてキラキラした楽曲
・四季曲と呼ばれる、春夏秋冬をテーマにしたエモーショナルな楽曲
・ロックでかっこいい楽曲
etc...
という感じでしょうか。
これは私の中のイメージで勝手に分類しているだけで、楽曲についての深い知識なども持ち合わせていない旨、ご了承ください。
(楽曲の詳しい解説については下記の方の記事が参考になりました)
そういった楽曲の中でセトリを組んでいくわけですが(セトリはランガちゃん3人で考えて決めているそうです)、今回の5周年ライブツアーは、1曲目からずーーーーーーっと激しめの曲が続きます。
※心配する方がいると困るので念のため補足ですが、合間合間にMCがあったりして休む余裕はあります。ただ本当に人によっては体力を結構消耗しますので、水分補給が大事です。無理のない範囲でライブを楽しみましょう。
なんかもう、「これでランガちゃんのライブも最後かもしれない😭 悔いなく精一杯出しきろう😭😭😭」とか考えている余裕、ないです。とにかくずっとひたすら楽しい時間が続いて、気がついたら終わっているみたいなセトリです。
ペース配分? そんなもん知るか、とでも言わんばかりの、最初から最後まで全力疾走。
そして終わってみれば一瞬です。
②MCが楽しい
これは大阪夜公演で連番した知り合い(普段は別界隈にいる人間で、ランガちゃん自体はお披露目のときから知ってはいるけど、ランガちゃんのライブを実際に見たことがあるのは2018年5月のGreen Leaves Fesのみ)の感想なのですが、
「MCが(良い意味で)自然体すぎて驚いた」
まさにそれ、という感じです。
思えば初期の頃のランガちゃんは緊張しているのもあってかMCがややぎこちなかったり、企画コーナーを挟んで場を持たせたりしていました。しかし今はもうそういったことが全くなく。
むしろなさすぎて、3人が普段通りリラックスしながら自由気ままにおしゃべりしているという感じ。
(これは、ランガちゃんがファンを信頼しているからこそ、なのかもしれませんが)
らんがちゃんねるでの3人のトークを連想してもらえたらいいのですが、なんかもう、普通にいつもの3人です。
しかしそれこそがかけがえなく、尊い。
3人が笑顔で楽しそうに話をしている。
これ以上に幸せなことはないです。
正直トークを聞いていたら、この子たち本当に解散するのかな? と思ってしまうくらい。
しかもまぁトークが本当に面白い。
大阪公演でのMCの、ほんの一部を書き出してみると、
・映像化されないのをいいことに(?)(映像化して)隙あらばテニスの王子様ネタを挟んでくるはやまる、それに対してム~~となりながら「それやめて!」と言うもっちー。
(仙台ではあっちゃんが「悔いを残さないように」という挨拶をしている横で、はやまるが北斗の拳のラオウの「我が生涯に一片の悔いなし」のポーズを取ったり)
・「お水飲んでもいいですか?」ではなく「ちょっと一杯飲ませてくれ」ともっちーが言い、2人が「酒飲めないのにwww」「てかうちらみんな飲めないよねwww」とウケたり。
・「ランガちゃんのライブはじめて来た人!」というアンケートを取ったあと、「さっきから変な話しかしていないし、初見の人からおかしいユニットだと思われてたらどうしよう」と慌てだしたり(その後も特に変わらず平常運行)
・「言おうと思ってた話内容忘れたから思い出したら言うわ」ともっちーが言ったり。
それに対して定期的に「思い出しましたか?」とつっこむはやまるだったり。
いざ思い出してみたら凄くいい話で、はやまるが「なんかすみませんでした」と謝ったり。
・「皆さん、水分だけじゃなく塩とか舐めてください。ミルに入れたピンクの岩塩を振りまいたり」とはやまるが言えば、「やだぁ!! そんな人が隣にいるの……!!」とあっちゃんが悲痛な叫び声をあげたり(←かわいい)
・ツアーのグッズである、たかのあつのり先生デザインのアクリルチャームの対象年齢表記が12歳以上で、「12歳以下の人いる?」という質問に対し手を上げる観客たち。それに対して「じゃあ、お母さんと一緒に使ってね( ´﹀` )」と言う厚木那奈美さん。
対象年齢12歳以上なので、ママと一緒にご使用くださいw
— たかのあつのり (@takanocchi9) 2022年8月13日
#RGR_getset5 pic.twitter.com/0WeNVLpH7t
・そして幼児化する3人。
幼児化ランガちゃんほんと好き。
↓これは夜公演でのグッズ紹介時のひとコマ
夜公演のグッズ紹介で、自分へのレスアピールかと思ったら、はやまるの跡部様(?違ったらすみません)のポーズを真似する観客だと気付き、恥ずかしがるもっちー。かわいい。
— ヨセナベ (@3773Yosenabe) 2022年8月15日
それを正直に申告する森嶋優花さん好き。
上記に書いてあるのは、面白すぎるMCの、本当に、ほんの一部です。
ずっと笑いが止まらなかった。
あの~~すみません、解散するんですよね…………?
解散ってなんだっけ(錯乱)
解散するのにこんなに楽しいライブをする声優ユニットがいるんだということを知ってほしい
ライブが終わったあと、参加した人同士で、「楽しかったーーー!!」って笑顔で言い合えるライブ。
それって最高に素敵じゃないですか?
今やっているRun Girls, Run!の5周年ライブツアーがそれです。
他の現場をあまり知らないのでなんとも言えないのですが、とにかく滅茶苦茶楽しい現場であるということは自信を持って言えます。
そしてそれを誇りに思う。
ツアーが始まる前は、「あなたも伝説の目撃者になりませんか?」なんて気取った言い方をしたりもしていましたが、なんかもう、そういう感じじゃないなと思えてきました。
こんなに楽しいライブを知らないの、本っっっっっ当にもったいない!!!
これに尽きる。
それに楽しむなら、この楽しさを共有できる人は多いほうがいいに決まってる。
ランガちゃん、かわいいし面白いし歌激烈に上手いしダンスヤバすぎるくらいキレキレだし、本当に一度観てください。
初見の方、「名前だけは知っている」、「むしろ今知った」、そんなあなたも大歓迎。
WUG新章もプリチャンも知らない? 全く問題ないです。
逆に未履修の状態で楽曲を浴びることができるのが羨ましい。
今回らんがちゃんを生で見たことにあたって、おちさんのいいところ(頭のおかしいところ)はプリチャン未履修というポイントなんですよ。未履修で何を思うのか?未履修の楽しさってあるのか?それって履修民には絶対わからないことなので
— おち (@ochimtn) 2022年8月15日
会った中でプリチャン見てないオタクおらんかったけど(全員に聞いてないけど)…見てなくてもブチ上がったよ。本当だよ。だからプリチャンを見ることはらんがちゃんを応援する時に超えるべきハードルではないんですよ。くぐってこい。
— おち (@ochimtn) 2022年8月15日
わたしもプリチャン未履修で行ったけど何も問題なかったよ。めちゃめちゃ楽しかったよ。曲に関しては今回は少しだけ予習したけどおそらくそれすらしなくても楽しめるよ。なんなら今回がランガ初見、でもいいんじゃないかと思えるくらいランガちゃんスゴいよ。だから東文字数https://t.co/BhYpBFkhoC
— すとれぃ (@Stray_Cat_2357) 2022年8月15日
「最後のツアーかもしれないから、ずっと応援していたファンが優先的に行ったほうがいい」?
大丈夫です。そういったファンはもう全員チケット持っています。
何も遠慮する必要はありません。
ランガちゃんのオタクさんとお話したのがきっかけで、大阪の昼公演行ってきました!
— 湖岸のべーちゃん (@setugetuka62) 2022年8月13日
ブレードとタオルを購入して参加。
経緯と感想を少し(手書き直撮りは中の人の技術的な問題です😰)#RGR_getset5 pic.twitter.com/74D2boIXfW
滅茶苦茶楽しかったことって、幸せな記憶として何年経ってもずっとずーっと残るんですよね。これは、4年前のとあるユニットのFINALツアーに参加した自分の経験談です。
最高に楽しいRun Girls, Run!5周年ライブツアー。
一生の大切な思い出になること、保証します。
9月25日、東京公演の現場でお待ちしています!